ひとつテンヤ真鯛ってなに?初心者・中級者むけ!特徴、釣り方、おすすめのリールやロッドをご紹介

ひとつテンヤ
もっぱら、岸からしか釣りをしなかった私が、(船酔いが心配だっただけ)初めて船釣りをするきっかけになった釣り方です。基本的には真鯛を釣る釣りなのですが、根魚や青物など釣れる魚種は多岐にわたる釣り方です。
いったいどんな釣りなのか、どうゆう誘い方、あげかたかを丁寧に解説していきます。
またおすすめの「テンヤ」「リール」「ロッド」もご紹介します。

ひとつてんやとは?

どのような釣り?

船からの釣りで、専用の”テンヤ”という(昔は漁師さんがタイを釣るのに使用していたものだとか)ジグヘッドのようなものに大きいエビを一尾つけて釣る釣り方です。。
テンヤとは3~15号ほどのオモリに大きな親バリ、短いハリスの付いた孫バリがついているもの。
↓こういうやつ。

このテンヤをリダーにつけて釣るシンプルな釣りです。
もうひとつの特徴として、感度のよいライトタックルで攻め、魚が掛かれば細いPEラインとリーダーの先端にテンヤだけというシンプルな仕掛けで、魚の引きをダイレクトに味うことができる釣りです。

ひとつテンヤのタックル

さっきも書きましたがライトタックルを使用します。
繊細なあたりをとれるように、なるべく小さな重さで底をとれるように、この底をとるがすごく大事!また魚の引きを楽しむために。
代表的なタックルの組み合わせを紹介します。

おすすめのリールは?

お勧めのリール、ここでは定番のもの価格的にリーズナブルなものを何個かご紹介します。
更に詳しく知りたい方、代用できるリール、選び方などを詳しく書いた記事をご紹介します。

ここにリール・代用の紹介ページりんく

ダイワのおすすめテンヤリール

軽量かつ強度のある入門機種です。ATD(オートマチックドラグシステム)がドラグのスムーズな滑り出しを実現し、タイの鋭い突っ込みに対応できます。エアローターも搭載され、巻き出しもかなり軽くなっています。

1万円以下のリーズナブルな価格ですので、入門におすすめです。

シマノのおすすめテンヤリール

ビギナーからベテランまで幅広いアングラーに満足してもらえるハイパフォーマンスモデル。リールの回転を支えるメインギア部分にHAGANEギア採用でハードな使用にも対応。更に今回のナスキーからサイレントドライブが初搭載。これによりスプールが上下に動く際の挙動やリトリーブを止めた直後の安定感が向上。コアプロテクトによる防水機能でボディ内部への浸水もガード。洗練されたデザインで長く使っていただけるモデル。

こちらも1万円以下のリーズナブルな価格ですので、入門におすすめです。

おすすめのロッドは?

同じくお勧めのロッド、ここでは定番のもの価格的にリーズナブルなものを何個かご紹介します。
更に詳しく知りたい方、代用できるリール、選び方などを詳しく書いた記事をご紹介します。

お勧めリール記事紹介リンク

ダイワのおすすめテンヤリロッド

浅場から深場まで幅広く対応するオールラウンダー。軽めのテンヤから重めのテンヤ、繊細な誘いからシャープな誘いまで全てのシチュエーションに対応。まず1本持つなら一押しのアイテムです。

シマノのおすすめテンヤリロッド

因みに最初に私が使用したモデルです。おすすめです!!
ディープエリアや早い潮の時にも高負荷テンヤ・カブラを自在に操作し、即掛けとパワフルなバットが特徴の最もハードなアイテム。掛け性能と喰わせ性能を両立した実釣追求。
穂先には強度に優れた高感度カーボンソリッド、わずかなアタリを感知し、遊動テンヤを自然に喰い込ませる繊細さとシャープな掛けアワセ性能を両立。

テンヤの選び方

テンヤは大きく分けて2種類の形状があり、台形の形状が「テンヤ」、球体の形状が「カブラ」です。
それとは別に、針とオモリが一体となった固定されているもの、針がオモリと離れる誘導式があります。カラーに重さによってアピール度、材質で沈む速度等が異なります。
誘導式は↓のようなテンヤです。

実際釣り具やをおとづれても、ジグなどとくらべてそこまで豊富にはないイメージです。
釣りに行った際もそこまで釣果に影響がでるとは感じにくいイメージです。
あくまでもイメージです。実際はカラーや重さなどにより釣果は違うとおもいますが・・・

私としてはカラーを変えて8号、10号、12号あたりがあれば問題ないと思います。
特に最初は!重さについては釣る深さによりますので、行く船に問い合わせるのが一番です。
釣り方で後でお話ししますが、底を取れるギリギリの重さがいいです。

これは必須

また必ず用意しておいた方がいいのが、替えの針です誘導式も固定式も特に孫張りが良く切れたり、擦れたりします。
テンヤ釣りをしていると、ほんとによく孫張りに魚がかかることが多いです。
その孫はテンヤから糸でつながっているため、切られたりボロボロに本当によくなります‼

更にくわしくテンヤの選び方を知りたい方はこちらの記事をみてみてください。

テンヤの選び方リンク

ひとつテンヤのラインの選び方

PEラインの選び方

ひとつテンヤに使うPEラインは、0.6〜1号という細いPEラインを使います。
0.6〜1号でもかなりの差があります。誘う動作、フォールする時のアクションに大きく影響します。
私は0.8号、8本撚りのPEラインをしようしています。
値段もお手頃な、私が使用しているのはこちら↓

船釣り用のPEラインは、10mごとに色が変わり、1mごとに印がついており、どの水深を釣っているのかや、釣れた水深がわかりやすくなっています。
一つテンヤに使うPEラインは必ずマーカー付のものを選ぶようにしましょう。
更にPEラインについて詳しく知りたい方は↓の記事もチェック!!

ひとつテンヤのPEラインリンク

リーダーの選び方

ナイロンかフロロカーボン製のリーダー、ショックリーダーと呼ばれるものを使用します。PEラインは根ズレに弱く、伸びません。この弱点を補う為にリーダーが必要になります。

リーダーは主に2~3号(8~12lb)を、大物が多い場所では3~4号(12~16lb)を3~6m使用します。船長さんに確認しましょう。
私が使用しているリーダーです↓

さらに詳しくリーダーの事を解説している記事はこちらです。

リーダー選びのリンク

ひとつテンヤの釣り方

餌(エビ)の付け方

一つテンヤにはエビエサをセットする。船側で用意してくれるところと、自分で買ってくる船があるので、こちらも事前に確認しておこう。
どちらにせよ冷凍のためそのままでは使えない。解凍をポイントに着くころまでにしておくと到着したときスムーズに釣りを始められる。気温が高い時は袋をあけて置いておけば半解凍される。低い時は水、海水にくぐらせて放置。半解凍ぐらいでも試用可能です。


最初にエサのエビの尾を取ります。ハサミもしくは手でちぎります。
エビがまっすぐついていればOK!曲がったり、よじれていないように注意。次にエビの背に孫針をつけて完成です。二つのテンヤのそれぞれのエビの付け方です。

上記それぞれのテンヤはこちらです。

釣り方、誘い方

まず初めにドラグ設定です。ライトタックルで攻める釣りですので、ドラグ設定がとても重要です。だいたい1Kgでドラグが出るように設定しておきます。ファイト中もこまめにドラグをいじります。
最初は船長さんや隣の人に話しかけて教えてもらうのもありです。
初心者ですと伝えることで優しくしてくれますし色々教えてくれます。またどの釣りでも隣の人と仲良くして損することはありません。

ポイントに到着して、船長から合図があったら、エビを装着し仕掛けを底まで沈めます。
底までテンヤを沈める事を「底取り」や「底を取る」と言いますが、これがとても重要です。
底を取れないとテンヤ釣りがほぼできません。
慣れないうちは少し重いテンヤを使用するのも手です。そこに着いた瞬間に糸がフワッとなり竿先もまっすぐになります。そうなったらすぐに少し巻き上げます。ここでのヒットorフォール中のヒットも多いです。

大体が船長さんが底から5メートル(←大体こっち)とか上から何メートルと教えてくれます。そのタナに合わせてPEラインのカラー表示を確認しながら巻き上げます。

底取り後は、誘いをいれます、誘い方は、ロッドをシャクリ誘いをかけ、仕掛けを沈めるの繰り返します。大きくしゃくったり、細かく誘ったり。色々な誘いをしてみてください。

フォール中やステイ時によくアタリがあるので、少しでも違和感を感じたら、すぐにアワセを入れます。竿先、糸に注意を払い少しでもしなったり逆に浮いたときもすぐにアワセを入れます。

ときたま仕掛けを回収しエビの状態をチェックします。ズレていたり、曲がっていると、魚が違和感を感じて口を使いません。
また長く入れておくと流されている場合もあるのでそれも含めたまに回収します。

私がよくやる誘いは、指定の棚、もしくは底付近で本当のエビがとぶイメージ(逃げるときに後ろにとびますよね?)で誘います。ちょん、ちょんちょんとか!大きくちょんとしたり。自分の誘いを研究してみてください。

最後に、明らかな違和感、もう違和感というよりは確実に魚のあたりがあって合わせても乗らない時があります。ここで「くそー乗らなかったー」の前にもう一度誘ってみてください。乗らなかったということはすごく小さい魚、もしくは先っぽや端だけかじった場合があるからです。逃げられたーともう一度食ってくることがよくあります。なんどか誘ってダメならあげてみましょう。

カーブで誘う

テンヤを真下に落とすのではなく、遠くもしくは少しキャストして底を取ります。
そのあと目的のタナもしくは底付近まで糸を巻き上げステイするとテンヤが手前にゆっくりとカーブフォールします。それを繰り返し、違和感があれば合わせます。

フッキングができたら

違和感に合わせ、いざファイトとなったら。
忘れてはいけないのが、ひとつテンヤはライトタックルです。特に大物は慎重にファイトをし、巻き上げてください。ドラグの調整をこまめにしながら巻き上げますが、この時竿を上下にあおってはいけません。がっちり腕や肘で固定し動かさないようにしリールを巻いていきます。

さあひとつテンヤを楽しみましょう!!!

最後にー船長に確認しておくこと

  • テンヤの重さ、カラーはどれを用意すればよいか
  • エビの用意は自分でするのか、船がしてくれるのか
  • PE,リーダの太さ

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